お茶を無料にしないために

「お茶ってタダで飲んでますよね?」

グリーンエイトの北條さんからそう言われたとき、その瞬間には意味がわかりませんでした。でも説明をされて、ハッと気がつきました。

居酒屋でも定食屋でも「お茶ください」と気軽に言います。それもお金を払うことなく。いつの間にか、お茶は無料であるという考え方に疑問すら持たなくなっていました。

グリーンエイトさん(北條さん)はそのような現状をどうにか変えていきたいと強く思っています。もっとお茶を楽しんで欲しい、そして、お茶農家さんがちゃんと生活できるようにしたい、と。

そんな生産者さん・消費者さん両方への熱い想いについて、北條さんに話を聞いてきました。

 

北條さんがグリーンエイトさんに入社したのは、2012年。それまで、一般企業で働いていた北條さんでしたが、農家をやりたいという想いを捨てきれず、実家のお茶農家に戻ってくることを決意しました。

この転職を機に、給料は大幅にダウン。すでに結婚してお子さんもいらっしゃった北條さんは、グリーンエイトでの仕事をしながら、アルバイトをしなければいけないような状況でした。

そんな厳しい状況だとわかっていながらも、入社を決意したのは、自分たちの親が作っていたお茶でした。

子どもの頃から飲んでいたお茶が、贔屓目抜きに美味しい。その確信があったからこそ、まだまだ可能性があると信じて疑わなかった。

だからこそ、最初の給料が安かろうが、重労働であろうが、全く迷いはなかった。

 

この美味しいお茶をどうやれば、もっとたくさんの人に飲んでもらえるのか、知ってもらえるのか、楽しんでもらえるのか。

それを考え続けた北條さんは、百貨店の催事やイベントへの出店を始めます。そこで、直接お客さんと触れ合い、試飲してもらい、リアクションを見ることを繰り返します。

いろいろな土地にいって、そこの水にあったお茶をすすめて(土地ごとに水が異なり、それによってお茶の入れ方も若干変わってくるそうです)どういったお茶が喜ばれるのを、肌で感じてきました。

その中で成長していった製品の一つが、「和紅茶」です。(ここでは、日本で生産されたお茶の葉で作った紅茶のこと)

この和紅茶は、昔ながらのお茶の生産者には嫌われ者でした。というのも、和紅茶の製造過程に含まれる「発酵」、そのときに発生するお茶っ葉の香りが、ダメになってしまった緑茶の匂いに似ているそうです。

緑茶の製造では、葉っぱを発酵させることは厳禁です。その関係もあって古くからの生産者さんは、和紅茶をあまり作ろうとはしなかったそうです。

 

もうひとつ、グリーンエイトさんの和紅茶には、面白い特徴があります。それは、紅茶らしいお茶っ葉を使っていないことです。

紅茶の一般的なイメージは、香りと苦味が強いもの。これはイギリスの文化を土壌にして、育まれた飲み物であり、北條さん曰く日本人にはそこまで馴染んでいない、と。

そう考えた北條さんは、和紅茶を、日本茶の葉っぱでつくることにしました。しかも、香りや苦味があまり強くならないお茶っぱで。つまり、一般的な「紅茶」のイメージを裏切る方向性で。

この方法でできた和紅茶は、本来の紅茶のイメージから大きくかけ離れますし、お茶の品評会の中でも全く評価されないものになります。

。それでも、北條さんがこれを作り続けられたのは、対面販売のおかげでした。1年のうち300日以上を催事・イベントに出店されている北條さんは、お客さんが苦くて香りの強い和紅茶ではなく、甘くて飲みやすい和紅茶を望んでいることを知っていました。

お茶の美味しさを確信し、対面販売で消費者の想いをつかんでいる北條さんが目指すのは、もっとお茶を楽しむ人を増やすことであり、お茶に価値が生まれる世の中です。

グリーンエイトさんのこの想いを聞いたときに、SUGOIができる届け方で、お茶をいろんな人に届けたい、そう思いました。

それもPRやマーケティングではなく、自分自身が売り手となって、泥臭くこのお茶を届けたい。

そして、北條さんの考えるお茶を楽しむ人を増やし、お茶の生産者さんたちが離農しなくていい状況を作り上げたい。

この日、私たちSUGOI・a yohakは、グリーンエイトさんの想いを受け取り、それを大切に届けていこう、そう強く決心しました。

 

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