「仕事って、どんなものだろう」という問いには、きっと人それぞれに答えがあります。お金を稼ぐこと、誰かに喜んでもらうこと、自分の好きなこと。
そして、この答えに、模範解答も優劣もありません。
今回の「a yohakな人」である秋葉陽児さん(以下、陽児さん)は、a yohakの運営会社である株式会社SUGOIの代表です。このSUGOIという会社を立ち上げるよりずっと前に、陽児さんの考えていた仕事とはどんなものだったのでしょうか。
a yohak(余白)それは問いを生む時間、考える時間。普段はあまり考えない「仕事」について、a yohakな人と一緒に考えてみてください。a yohakの和紅茶と一緒に。
「好き」が足りなかったって気づいた
“好きじゃなかったら仕事にならないと思う。プロになる先輩とかも、好きなことが仕事になる。好きなことで社会に出ていく。(自分はスポーツへの)好きが足りなかったから、プロにはならなかった”
陽児さんは、幼少期から続けてきたスポーツでプロになれないと気づきます。高校生の時でした。そして、なぜプロになれないのかを考えた時に、「好き」というキーワードが出てきます。
技術があって、能力の高い人でも、プロになれない、という現実を目の当たりにして、それだけじゃ足りない、と考えるようになったのです。
“プロになれるかどうかって、技術の話だけじゃないみたいで。上手い人は、もちろん上手いけれど、プロになれない人はいたんだ。それが不思議だった。上手かったら、プロになれるんじゃないかなと思ったけど”
この気づきをもとに、陽児さんなりに出した答えが、「好き」でした。
“自分がその時に感じたのは、「好き」が大事だということ。プロが持っているのは「好き」という気持ちで、上手い人がプロになるわけじゃない。(プロは)何よりも、好きが勝ってる人がなるんだ”
自分の好きを改めて探す
自分が小さい頃からやってきたスポーツでプロを目指すことが違うと気づいた後に、陽児さんは自分の好きを改めて探します。
“部活がなくなってから、自分の中で色々、考えた時期があったんだよね。家に帰るまで、ちょっと寄り道をしながらね”
部活がなくなった後の、それこそ余白(a yohak)の期間に、陽児さんは色々と考えていました。
自分の経験や好きを考えながら、陽児さんが辿り着いたのは「つくる」ことでした。
“スポーツが(プロになるほど)好きじゃないと分かった自分にとって、スポーツの他に好きなことは何だろうって。そう考えたらもう、ものを作ることしかない、と思ったんだ”
ずっと続く「好き」を見つけたい
もともと、飽き性でせっかちだという陽児さん。だからこそ、スポーツの次にやるものは長く続けたいと考えます。
“やるんだったら続くものにしたいって思ったんだ。自分は、せっかちで飽き性な性質もあるから。やるんだったら、理想としてずっと続けれるものを見つけたいって思った”
それは、ずっと続けてきたスポーツを、高校生の時にやめたことも影響をしているのかもしれません。より長く続けられること、没頭できること。それこそ、何よりも強い「好き」を探していたのでしょうか。
“次やるんだったら、続けれるものを始めたくて”
次に何をしようと考えたときに、陽児さんが大切にしたことは、より長く続けられる好きでした。
瞬間的な好きではなく、継続的な好きを探す。そこには、陽児さんなりの仕事への価値観が表れていました。それは、ずっと続けることを大切にしたいという価値観でした。
“自分の中で大切なサステイナブルの感覚は、そういうイメージ。ずっと続けることを選ぶ価値観っていうのかな”
陽児さんが見つけた仕事の価値、それは長く続く「好き」でした。上手いや技術があるだけではなく、長く続く「好き」が、仕事になるという経験でした。
このa yohakを通じて、仕事に対しての価値観は人それぞれだと感じてもらえて、「仕事」ってどんなものだろうって考えるきっかけにしてもらえれば、とても嬉しいです。
ぜひ、「仕事」ってどんなものだろうと考えるa yohakを作ってみてください。a yohakの和紅茶をおともに。