「問いって、いいな」というコンセプトのもと、a yohakを運営してまもなく半年が経過しようとしています。
この半年間で私たちが直面したこと、それは購入してもらうことの難しさです。ほんっっっっとうに、むずい。。。
すみません、ついつい、本音がこぼれました。a yohakのゆういちです。
a yohakを始めるまでに、私たちが入念に考え尽くして、決めたこと。それは、a yohakとはどういう価値があり、どういうブランドであり、どういうストーリーがあるのか、ということでした。
そして、この社会に対してどういう文化を作りたいのか、を考えました。
つまり、私たちは何者であるか、と届けたいあなたはどういう存在であるかを考えに考えました。
a yohakがやりたいこと、それはこんな流れで表現できます。
a yohakの和紅茶を飲む
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余白(a yohak)が生まれる
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その余白(a yohak)を使って、普段考えない「問い」に向き合う
(自分とはなにものなのか、幸せってなんなのか、仕事とは、など)
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自分らしく生きられる人が増える
そして、自分らしく、なにかに依存しない生き方を選べる人たちを増やすことで、よりクリエイティブな世の中になると考えています。
この考え方自体は間違えていないと思いますし、これからもしっかりと発信していくべきだと思っています。
が、しかし。この強い思いと、届けたい社会への解像度を上げたところで、その届け方への思考が圧倒的に足りていませんでした。たとえるなら、こんな感じです。本気の熱量で、声を出せば、海の向こう側にも届く。そんなことを心底信じていました。
書いていて、恥ずかしくなるくらいですが、本気で信じていました。
しかし、それだけではダメだと痛感したのが、この半年です。足りない、圧倒的に足りない。
悩みに悩んで、紆余曲折をへて、いろんなことを考えながら、辿り着いたのが、「マーケティング」という思考でした。「マーケティング」というものは、「営業」とともに、クリエイターが苦手なことの二大巨塔に数えられています。
その理由は、シンプルです。いいもの、いい思いがあれば売れると信じがちなのがクリエイター。それに対して、マーケティングや営業は、つくる力が弱いからやらなければいけないもの、そう勘違いしてしまうからです。
そう、勘違いです。
もちろん、営業力やマーケティング思考を使って、良くないものをよく見せることも可能かもしれません。しかし、それは一部の悪意のある人たちだけの話です。
本当の営業やマーケティングの目的は、より良いものを、確実に必要としている人に届けることです。作って終わりではなく、届けて、喜んでもらう、そこまでを責任持ってやることが、営業・マーケティングの本質です。
だからこそ、私たちも、食わず嫌いはさっさと辞めてしまって(十分に遅いですが)マーケティング・営業の本質をつかみ、クリエイティブに実装します。
これこそが、いま私たちに必要なことだった。半年遅れで、いやもしかしたら、何年遅れで、ここに辿り着いたのかもしれません。
必要なものは、必要なときに出会える。そう信じて、これから届け方のアップデートを行います。大幅なアップデートとなると思います。
楽しみにしていてください!!